IFS 関数
IFS 関数
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IFS 関数は、1 つ以上の条件が満たされているかどうかをチェックして、最初の TRUE 条件に対応する値を返します。 IFS は、複数のネストした IF ステートメントに置き換えることができるため、複数の条件を読み込むのがより簡単です。
注: この機能は、Office 2019 をお持ちの場合、または Microsoft 365 サブスクリプションをお持ちの場合は、Windows または Mac で使用できます。 Microsoft 365 サブスクライバーの場合は、 target=”_blank” title=”最新バージョンがあることを確認します” rel=”noopener”>最新バージョンがあることを確認します。
簡単な構文
一般的に、IFS 関数で使う構文は以下のとおりです。
=IFS([Something is True1, Value if True1,Something is True2,Value if True2,Something is True3,Value if True3)
IFS 関数では、最大 127 個のさまざまな条件をテストすることができます。 ただし、IF または IFS ステートメントであまりにも多くの条件をネストすることはお勧めしません。 複数の条件は正確な順序で入力する必要があり、かつ、構築、テスト、更新を行うのが大変難しい場合があるためです。
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技術的な詳細
構文
- IFS(logical_test1, value_if_true1, [logical_test2, value_if_true2], [logical_test3, value_if_true3],…)
引数 | 説明 |
---|---|
logical_test1(必須) | TRUE または FALSE に評価される条件です。 |
value_if_true1(必須) | logical_test1 が TRUE に評価された場合に返される結果です。 空にすることができます。 |
logical_test2…logical_test127(省略可能) | TRUE または FALSE に評価される条件です。 |
value_if_true2…value_if_true127(省略可能) | logical_testN が TRUE に評価された場合に返される結果です。 各 value_if_trueN は、条件 logical_testN に対応します。 空にすることができます。 |
使用例 1
セル A2:A6 の数式は次のとおりです。
- =IFS(A2>89,"A",A2>79,"B",A2>69,"C",A2>59,"D",TRUE,"F")
この関数により、 A2 が 89 を超える場合は "A" を返し、A2 が 79 を超える場合は "B" を返し、最終的に 59 未満の値はすべて "F" を返します。
使用例 2
セル G7 の数式は次のとおりです。
- =IFS(F2=1,D2,F2=2,D3,F2=3,D4,F2=4,D5,F2=5,D6,F2=6,D7,F2=7,D8)
この関数により、 セル F2 の値が 1 と等しい場合はセル D2 の値を返し、セル F2 の値が 2 に等しい場合はセル D3 の値を返し、最終的にその他の条件のいずれにも満たない場合は、セル D8 の値が返されます。
解説
既定の結果を指定するには、最後の logical_test の引数に、TRUE を入力します。 その他の条件のいずれにも満たない場合は、対応する値が返されます。 例 1 の行 6 と 7 にその内容が表示されています (成績が 58 点の場合に返される値)。
logical_test 引数に対応する value_if_true が指定されていない場合、この関数には "この関数の引数が少なすぎます" というエラー メッセージが表示されます。
logical_test 引数が評価され、TRUE または FALSE 以外の値に解決された場合、この関数は #VALUE を返します。 エラーを返します。
TRUE 条件が見つからない場合、この関数は #N/A エラーを返します。
補足説明
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