SMALL 関数
SMALL 関数
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ここでは、Microsoft Excel の SMALL 関数の書式および使用法について説明します。
説明
指定されたデータの中で、k 番目に小さなデータを返します。 この関数を使用して、データ セット内の特定の相対位置にある値を返します。
書式
SMALL(範囲,順位)
SMALL 関数の書式には、次の引数があります。
配列 必ず指定します。 抽出の対象となるデータが入力されているセル範囲または配列を指定します。
K 必ず指定します。 抽出する値の小さい方から数えた順位を数値で指定します。
解説
配列にデータが含まれていない場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
順位が 0 以下、または対象となるデータの個数よりも大きい場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
n を範囲に含まれているデータの個数とするとき、SMALL(範囲,1) は対象となるデータの最小値を返します。また、SMALL(範囲,n) は対象となるデータの最大値を返します。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ 1 | データ 2 | |
---|---|---|
3 | 1 | |
4 | 4 | |
5 | 8 | |
2 | 3 | |
3 | 7 | |
4 | 12 | |
6 | 54 | |
4 | 8 | |
7 | 23 | |
数式 | 説明 (計算結果) | 計算結果 |
=SMALL(A2:A10,4) | 1 列目の値のうち、4 番目に小さな数値を求めます (4) | 4 |
=SMALL(B2:B10, 2) | 2 列目の値のうち、2 番目に小さな数値を求めます (3) | 3 |