NORMSINV 関数

NORMSINV 関数

Excel for Microsoft 365 Excel for Microsoft 365 for Mac Excel for the web Excel 2021 Excel 2021 for Mac Excel 2019 Excel 2019 for Mac Excel 2016 その他…表示数を減らす

標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。 この分布は、平均が 0 で標準偏差が 1 である正規分布に対応します。

重要: この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい 1 つ以上の関数で置き換えられました。 この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excel の将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。

新しい関数の詳細については、「 target=”_blank” title=”NORM.S.INV 関数” rel=”noopener”>NORM.S.INV 関数」を参照してください。

書式

NORMSINV(確率)

NORMSINV 関数の書式には、次の引数があります。

  • 確率 必ず指定します。 正規分布における確率を指定します。

解説

  • 確率に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。

  • 確率 <= 0、または確率 >= 1 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。

確率の値が指定されると、NORMSDIST(z) = 確率となるような値 z がシークされます。 したがって、NORMSINV 関数の精度は NORMSDIST 関数の精度に依存します。 NORMSINV 関数では、反復計算の手法が利用されます。 100 回反復計算を繰り返しても計算結果が収束しない場合、エラー値 #N/A が返されます。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

数式説明結果
=NORMSINV(0.9088)0.9088 の確率での標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を求めます1.3334

ページの先頭へ

上部へスクロール