NOMINAL 関数
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ここでは、Microsoft Excel の NOMINAL 関数の書式および使用法について説明します。
説明
指定された実効年利率と 1 年当たりの複利計算回数を元に、名目年利率を返します。
書式
NOMINAL(実効利率, 複利計算回数)
NOMINAL 関数の書式には、次の引数があります。
実効利率 必ず指定します。 実効年利率を指定します。
複利計算回数 必ず指定します。 1 年あたりの複利計算回数を指定します。
解説
複利計算回数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
実効利率 ≦ 0、または複利計算回数 < 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
NOMINAL (実効利率,複利計算回数) は、実効利率=(1+(名目利率/複利計算回数))*複利計算回数 -1 を通して EFFECT(名目利率,複利計算回数) に関連しています。
NOMINAL 関数と EFFECT 関数の関係は、次の等式で表されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ | 説明 | |
---|---|---|
0.053543 | 実効年利率 | |
4 | 1 年あたりの複利計算回数 | |
数式 | 説明 | 結果 |
=NOMINAL(A2,A3) | 上記の条件での名目年利率 | 0.05250032 |