NETWORKDAYS 関数

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ここでは、Microsoft Excel の NETWORKDAYS 関数の書式および使用法について説明します。

説明

開始日から終了日までの期間に含まれる稼動日の日数を返します。 稼働日とは、土曜、日曜、および指定された休日を除く日のことです。 この関数は、特定期間内の稼動日数を基準にして従業員の給与を計算するときに使用します。

ヒント: 週末の曜日と日数を示すパラメーターを使用して、その期間内の稼動日を計算するには、 target=”_blank” title=”NETWORKDAYS.INTL 関数” rel=”noopener”>NETWORKDAYS.INTL 関数を使用します。

書式

NETWORKDAYS(開始日, 終了日, [祭日])

NETWORKDAYS 関数の書式には、次の引数があります。

  • 開始日 必ず指定します。 起算日を表す日付を指定します。

  • 終了日 必ず指定します。 対象期間の最終日を表す日付を指定します。

  • 休日 省略可能です。 国民の祝日や変動休日など、稼働日数の計算から除外する日付のリストを指定します。 日付を含む一連のセルか、日付を示すシリアル値の配列定数で指定できます。

重要: 日付は、DATE 関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 たとえば、2012 年 5 月 23 日を入力する場合は、DATE(2012,5,23) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。

解説

  • Microsoft Office Excel では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。 既定では、1900 年 1 月 1 日がシリアル値 1 として保存され、2012 年 1 月 1 日は 1900 年 1 月 1 日から 40,909 日後に当たるので、シリアル値は 40909 になります。

  • 引数に無効な日付を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

日付説明
10/1/2012プロジェクトの開始日
3/1/2013プロジェクトの終了日
11/22/2012祝日
12/4/2012祝日
1/21/2013祝日
数式説明結果
=NETWORKDAYS(A2,A3)開始日 (10/1/2012) から終了日 (3/1/2013). までの期間で、稼働日の日数を求めます110
=NETWORKDAYS(A2,A3,A4)開始日 (10/1/2012) から終了日 (3/1/2013). までの期間で、11/22/2012 の祝日は非稼働日である場合の稼働日の日数を求めます。109
=NETWORKDAYS(A2,A3,A4:A6)開始日 (10/1/2012) から終了日 (3/1/2013). までの期間で、3 日間の祝日は非稼働日である場合の稼働日の日数を求めます。107

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