MODE.MULT 関数
Excel for Microsoft 365 Excel for Microsoft 365 for Mac Excel for the web Excel 2021 Excel 2021 for Mac Excel 2019 Excel 2019 for Mac Excel 2016 Excel 2013 Excel Web App その他…表示数を減らす
配列またはセル範囲として指定されたデータの中で、最も頻繁に出現する縦方向の配列 (モード) を返します。 横方向の配列の場合は、TRANSPOSE(MODE.MULT(数値 1,数値 2,…)) を使用します。
複数のモードがある場合、複数の結果が返されます。 この関数は値の配列を返すため、配列数式として入力する必要があります。
書式
MODE.MULT((数値 1,[数値 2],…)
MODE.MULT 関数の書式には、次の引数があります。
数値 1 必ず指定します。 必ず指定します。 モードの計算の対象となる最初の数値引数を指定します。
数値 2, … 省略可能です。 モードの計算の対象となる 2 ~ 254 個の数値引数を指定します。 また、半角のカンマ (,) で区切られた引数の代わりに、単一配列や、配列への参照を指定することもできます。
解説
引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
対象となるデータに重複する値が含まれていない場合、エラー値 #N/A が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ | ||
---|---|---|
1 | ||
2 | ||
3 | ||
4 | ||
3 | ||
2 | ||
1 | ||
2 | ||
3 | ||
5 | ||
6 | ||
1 | ||
数式 | 説明 | 結果 |
=MODE.MULT(A2:A13) | 数式 =MODE.MULT(A2:A13) は、配列数式として入力する必要があります。 MODE.MULT1 が配列数式として入力されると、それぞれが 3 回表示されるので、モードとして 1、2、3 が返されます。 この数式が配列数式として入力されていない場合、単一の値 1 のみが計算結果として返されます。 この結果は、MODE.SNGL 関数を使用したときと同じ結果になります。 配列数式を作成する際、すべてのモードが返されたことを確認するために、いくつかの余分なセルを含めます。 C15:C22 の範囲で配列数式を作成します。 追加のモードがないところには、エラー値 #N/A が存在します。 | 1 |
2 | ||
3 | ||
#N/A | ||
#N/A | ||
#N/A | ||
#N/A | ||
#N/A |