LOGNORM.DIST 関数

LOGNORM.DIST 関数

Excel for Microsoft 365 Excel for Microsoft 365 for Mac Excel for the web Excel 2021 Excel 2021 for Mac Excel 2019 Excel 2019 for Mac Excel 2016 その他…表示数を減らす

x の対数正規分布の分布関数の値を返します。ln(x) は、引数平均と標準偏差による正規型分布です。

この関数は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。

書式

LOGNORM.DIST(x,平均,標準偏差,関数形式)

LOGNORM.DIST 関数の書式には、次の引数があります。

  • X 必ず指定します。 関数に代入する値を指定します。

  • 平均 必ず指定します。 ln(x) の平均値を指定します。

  • 標準偏差 必ず指定します。 ln(x) の標準偏差を指定します。

  • 関数形式 必ず指定します。 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。 関数形式に TRUE を指定すると累積分布関数の値が計算され、FALSE を指定すると確率密度関数の値が計算されます。

解説

  • 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。

  • x ≦ 0 または標準偏差 ≦ 0 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。

  • 対数正規累積分布関数は、次の式で表されます。

LOGNORM.DIST(x,µ,o) = NORM.S.DIST(1n(x)-µ / o)

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ | 説明 |
—|—|—
4 | 関数に代入する値 (x)
3.5 | In(x) の平均値 |
1.2 | In(x) の標準偏差 |
数式 | 説明 | 結果
=LOGNORM.DIST(A2,A3,A4,TRUE) | A2:A4 内の引数における 4 の対数正規分布の累積分布関数の値を求めます。 | 0.0390836
=LOGNORM.DIST(A2,A3,A4,FALSE) | 同じ引数における 4 の対数正規分布の確率関数の値を求めます。 | 0.0176176

上部へスクロール