LCM 関数
Excel for Microsoft 365 Excel for Microsoft 365 for Mac Excel for the web Excel 2021 Excel 2021 for Mac Excel 2019 Excel 2019 for Mac Excel 2016 その他…表示数を減らす
ここでは、Microsoft Excel の LCM 関数の書式および使用法について説明します。
説明
複数の整数の最小公倍数を返します。 最小公倍数とは、引数 "数値 1"、"数値 2" などに指定されたすべての整数に共通する倍数の中で、最も小さい正の整数です。 LCM 関数は、分母の異なる分数の和を求める場合などに使用します。
書式
LCM(数値 1, [数値 2], …)
LCM 関数の書式には、次の引数があります。
- 数1、数2、… 数1 は必須で、それ以降の数値は省略可能です。 最小公倍数を求める 1 ~ 255 個までの値。 値が整数でない場合は、小数部が切り捨てられます。
解説
引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
引数に負の値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
LCM(a,b) ≧ 2^53 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 | 説明 | 結果 |
---|---|---|
=LCM(5, 2) | 5 と 2 の最小公倍数を求めます | 10 |
=LCM(24, 36) | 24 と 36 の最小公倍数を求めます | 72 |