CEILING 関数

CEILING 関数

Excel for Microsoft 365 Excel for Microsoft 365 for Mac Excel for the web Excel 2021 Excel 2021 for Mac Excel 2019 Excel 2019 for Mac Excel 2016 Excel 2013 その他…表示数を減らす

ここでは、Microsoft Excel の CEILING 関数の書式および使用法について説明します。

説明

基準値の倍数のうち、絶対値に換算して最も近い値に切り上げられた数値を返します。 たとえば、価格が 442 円の製品に価格を設定するときに 1 円単位の端数を出さないようにするには、数式 =CEILING(442,5) を使用して 5 円単位の最も近い価格に切り上げることができます。

書式

CEILING(数値, 基準値)

CEILING 関数の書式には、次の引数があります。

  • 数値 必ず指定します。 丸めの対象となる数値を指定します。

  • 基準値 必ず指定します。 倍数の基準となる数値を指定します。

解説

  • 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。

  • 数値の符号に関係なく、切り上げられた値の絶対値は、数値より大きくなります。 指定された数値が基準値の倍数と等しい場合は、数値は丸められずにその値が返されます。

  • 数値と基準値がどちらも負の数である場合、値は小さい方 (0 から遠い方) の数値に切り上げられます。

  • 数値が負の数で、基準値が正の数である場合、値は大きい方 (0 に近い方) の数値に切り上げられます。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

数式説明結果
=CEILING(2.5, 1)2.5 を基準値である 1 の最も近い倍数に切り上げます。3
=CEILING(-2.5, -2)-2.5 を基準値である -2 の最も近い倍数に切り上げます。-4
=CEILING(-2.5, 2)-2.5 を基準値である 2 の最も近い倍数に切り上げます。-2
=CEILING(1.5, 0.1)1.5 を基準値である 0.1 の最も近い倍数に切り上げます。1.5
=CEILING(0.234, 0.01)0.234 を基準値である 0.01 の最も近い倍数に切り上げます。0.24
上部へスクロール