FDIST 関数

FDIST 関数

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2 組のデータの (右側) F 分布の確率関数の値 (ばらつき) を返します。 この関数を使用すると、2 組のデータを比較してばらつきに差異があるかどうかを判断できます。 たとえば、高校入試で男子と女子の点数を調べ、男子と女子で点数のばらつきが異なるかどうかを判断できます。

重要: この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい 1 つ以上の関数で置き換えられました。 この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excel の将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。

新しい関数の詳細については、「 target=”_blank” title=”F.DIST 関数” rel=”noopener”>F.DIST 関数」および「 target=”_blank” title=”F.DIST.RT 関数” rel=”noopener”>F.DIST.RT 関数」を参照してください。

書式

FDIST(x,自由度 1,自由度 2)

FDIST 関数の書式には、次の引数があります。

  • X 必ず指定します。 関数に代入する値を指定します。

  • 自由度 1 必ず指定します。 自由度の分子を指定します。

  • 自由度 2 必ず指定します。 自由度の分母を指定します。

解説

  • 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。

  • x に負の数を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。

  • 自由度 1 または自由度 2 に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。

  • 自由度 1 < 1 または自由度 1 ≧ 10^10 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。

  • 自由度 2 < 1 または自由度 2 ≧ 10^10 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。

  • FDIST 関数は、FDIST=P( F>x ) で計算されます (F は、自由度 1 および自由度 2 で F 確率分布を持つ確率変数)。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ説明
15.20686486関数に代入する値
6自由度の分子
4自由度の分母
数式説明結果
=FDIST(A2,A3,A4)A2、A3、A4 のデータに対応する F 分布の確率関数の値を求めます0.01
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