CHIDIST 関数
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カイ 2 乗分布の右側確率の値を返します。 χ2 分布は χ2 検定と関連しています。 χ2 検定は、実測値と期待値を比較するときに使用します。 たとえば、ある植物の遺伝子実験で、次の世代の花には一定の色の組み合わせが発生するという仮説を立てたとします。 ここで、予測された色と観察の結果を比較することにより、仮説の妥当性を検定することができます。
重要: この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい 1 つ以上の関数で置き換えられました。 この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excel の将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。
新しい関数の詳細については、「 target=”_blank” title=”CHISQ.DIST 関数” rel=”noopener”>CHISQ.DIST 関数」および「 target=”_blank” title=”CHISQ.DIST.RT 関数” rel=”noopener”>CHISQ.DIST.RT 関数」を参照してください。
書式
CHIDIST(x,自由度)
CHIDIST 関数の書式には、次の引数があります。
X 必ず指定します。 分布の評価に使用する値を指定します。
自由度 必ず指定します。 自由度を表す数値を指定します。
解説
引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
x に負の数を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
自由度に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
自由度 < 1、または自由度 > 10^10 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
CHIDIST は CHIDIST = P(X>x) として計算されます。ここで、X には χ2 確率変数が入ります。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ | 説明 | |
---|---|---|
18.307 | 関数に代入する値 | |
10 | 自由度 | |
数式 | 説明 | 結果 |
=CHIDIST(A2,A3) | A2 と A3 に指定した引数に対する、カイ 2 乗分布の片側確率の値を求めます。 | 0.0500006 |