MINA 関数

MINA 関数

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ここでは、Microsoft Excel の MINA 関数の書式および使用法について説明します。

説明

引数リストに含まれる最小の値を返します。

書式

MINA(数値 1, [数値 2], …)

MINA 関数の書式には、次の引数があります。

  • 値 1, 値 2, … 値 1 は必ず指定します。値 2 以降は省略可能です。 最小値を見つける対象となる値を最大 255 個まで指定します。

解説

  • 引数には、数値、数値配列、数値を含む範囲を参照する名前かセル参照、数値を表す文字列、TRUE や FALSE などの論理値を指定できます。

  • 引数に配列またはセル範囲の参照を指定した場合、そこに含まれる値だけが計算の対象となります。 配列またはセル範囲の参照に含まれる空白セルと文字列は無視されます。

  • 引数に TRUE が含まれる場合は 1 と見なされ、文字列または FALSE が含まれる場合は 0 (ゼロ) と見なされます。

  • エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。

  • 引数に値が指定されていない場合、0 (ゼロ) が返されます。

  • セル参照に計算の一部として論理値や数値を表す文字列を含めない場合は、MIN 関数を使用します。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ
FALSE
0.2
0.5
0.4
0.8
数式説明結果
=MINA(A2:A6)範囲 A2:A6 に含まれる最小値を求めます。 FALSE の値は 0 と評価されるので、これが最小です。0
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