TREND 関数

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TREND 関数

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TREND 関数は、線形傾向に沿って値を返します。 これは、(最小二乗のメソッドを使用して) 直線を配列のknown_yとknown_xのに適合させます。 TREND は、指定したnew_xの配列に対して、その行に沿った y 値を返します。

注: 現在のバージョンの Microsoft 365 がある場合は、出力範囲の左上のセル (この例ではセル E16) に数式を入力し、 Enter キーを押して数式を動的配列数式として確認できます。 それ以外の場合は、最初に出力範囲 (E16:E20) を選択し、出力範囲の左上のセル (E16) に数式を入力し、 Ctrl キーを押しながら Shift キー を押しながら Enter キーを押して確認します。 Excel によって、数式の先頭と末尾に中かっこが挿入されます。 配列数式の詳細については、「 target=”_blank” title=”配列数式のガイドラインと例” rel=”noopener”>配列数式のガイドラインと例」を参照してください。

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構文

=TREND(known_y’s, [known_x’s], [new_x’s], [const])

TREND 関数の書式には、次の引数があります。

引数説明
既知の y 必須リレーションシップ y = mx + b で既に認識されている y 値のセット
  • "既知の y" の配列が 1 つの列に入力されている場合、"既知の x" の各列はそれぞれ異なる変数であると見なされます。
  • "既知の y" の配列が 1 つの行に入力されている場合、"既知の x" の各行はそれぞれ異なる変数であると見なされます。

既知の x 省略可能 | リレーションシップ y = mx + b で既にわかっている可能性がある x 値のオプション セット

  • "既知の x" の配列には、1 つまたは複数の変数の系列を指定することができます。 変数の系列が 1 つである場合、"既知の y" と "既知の x" は、それぞれの次元が同じであれば、どのような形の範囲であってもかまいません。 変数の系列が複数である場合、"既知の y" はベクトル (高さが 1 行、または幅が 1 列のセル範囲) でなければなりません。
  • "既知の x" を省略すると、"既知の y" と同じサイズの {1,2,3…} という配列を指定したと見なされます。

new_xの 省略可能 | TREND から対応する y 値を返す新しい x 値

  • "新しい x" には、"既知の x" と同様にそれぞれ独立した変数が入力されている 1 つの列 (または 1 つの行) を指定する必要があります。 したがって、"既知の y" が 1 つの列に入力されている場合は、"既知の x" と "新しい x" の列数が同じでなければなりません。 また、既知の y が 1 つの行に入力されている場合は、既知の x と新しい x の行数が同じでなければなりません。
  • 新しい x を省略すると、既知の x と同じ値を指定したと見なされます。
  • 既知の x と新しい x の両方を省略すると、既知の y と同じサイズの {1,2,3,…} という配列を指定したと見なされます。

定数 省略可能 | 定数 b を強制的に 0 にするかどうかを指定する論理値

  • 定数を TRUE に設定するか省略すると、b の値も計算されます。
  • 定数を FALSE に設定すると、b の値が 0 (ゼロ) に設定され、y = mx となるように m の値が調整されます。

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解説

  • Microsoft Excel が行をデータに適合させる方法については、「 target=”_blank” title=”LINEST” rel=”noopener”>LINEST」を参照してください。

  • 異なる累乗に引き上げられた同じ変数に対して回帰することで、多項式曲線のフィッティングに TREND を使用できます。 たとえば、列 A に y 値が含まれており、列 B に x 値が含まれているとします。 列 C に x^2、列 D に x^3 などと入力し、列 A に対して列 B から D をリグレッションできます。

  • 現在のバージョンの Microsoft 365 がない限り、配列を返す数式は、Ctrl + Shift + Enter キーを押して配列数式として入力する必要があります。その後、Enter キーを押すだけです。

  • "既知の x" のような引数に配列定数を指定するときは、半角のカンマ (,) を使って同じ行の値を区切り、半角のセミコロン (;) を使って各行を区切ります。

補足説明

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