INFO 関数

INFO 関数

Excel for Microsoft 365 Excel for Microsoft 365 for Mac Excel for the web Excel 2021 Excel 2021 for Mac Excel 2019 Excel 2019 for Mac Excel 2016 Excel for iPad Excel for iPhone Excel for Android タブレット Excel for Android スマートフォン その他…表示数を減らす

ここでは、Microsoft Excel の INFO 関数の書式および使用法について説明します。

注: INFO 関数は Excel Online では利用できません。

説明

現在の操作環境についての情報を返します。

書式

INFO(検査の種類)

INFO 関数の書式には、次の引数があります。

  • 検査の種類 必ず指定します。 情報の種類を文字列で指定します。
検査の種類戻り値
"directory"[Excel] オプションで指定した現在のディレクトリまたはフォルダーのパス。 起動時に、 のすべてのファイルを開きます ([ ファイル ]> [オプション] > [詳細設定 ]> [全般] を選択します)。
"numfile"開いているブック内のワークシートの数。
"origin"現在ウィンドウに表示されている範囲の左上隅の絶対セル参照が "$A:" で始まる文字列として返されます。 この値は、Lotus 1-2-3 R3.x との互換性を保つためのものです。 実際に返される値は、現在の参照形式の設定により決まります。 たとえば、D9 を使用する場合、戻り値は次のようになります。
  • A1 参照形式 "$A:$D$9".
  • R1C1 参照形式 "$A:R9C4"

"osversion" | 現在使用されているオペレーティング システムのバージョン
"recalc" | 現在設定されている再計算のモード ("自動" または "手動")
"release" | Excel のバージョン
"system" | オペレーティング環境の名前:
Macintosh = "mac"
Windows = "pcdos"

重要: 以前のバージョンの Microsoft Excel では、検査の種類の値が "memavail"、"memused"、および "totmem" の場合は、メモリ情報が返されました。 これらの検査の種類の値は現在ではサポートされておらず、エラー値 #N/A が返されます。

使用例

次の表の数式の例をコピーし、新しい Excel ワークシートに貼り付けます。

数式説明結果
=INFO("numfile")開いているブック内のワークシートの数現在開いているブックのシート数を示す数値
=INFO("recalc")現在設定されているブックの再計算モードを調べます。計算オプションの現在の状態に応じて、"自動" または "手動" です。
上部へスクロール